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現在、九州出張前にオーダーを頂いてた
お財布の製作に取りかかっています。
というか、縫製段階は過ぎちゃったので、
あとはコバの処理をしたら終わっちゃうんですけどね。

普段、配送の時にいつもお世話になってる
S急便のお姉さんから頂いたオーダーなんですけれど、
お仕事用に、集金の際に便利の良い財布は作れないか
と言う事で、
ちょっとひと味ちがった作りになっています。
(まだ糸始末とかしていない)

P5290005.jpg









製作に当たって、お客様から色々と要望を出してもらいながら、
より、効率のいいデザインにということで
パターンを仕上げたわけですけど、
なるほど、これは案外利便性が高いかも。と思いました。
こういった作りのお財布(主に小銭入れ)って
そういや、昔は普通だったよなー。
子供のときに使ってた豆財布は実際、
こういうコインスロットが付いていて、
硬貨ごとにわけられて、使いやすかったなー。とか。

P5290007.jpg









P5290008.jpg









ちなみに、サンプルはこれ。
ファーストサンプルの時には、
2枚目の写真のように、小銭入れ部分が
バネ口金になっていて、バネをぱくっとして
開閉する仕様でしたが、
これを使うと、どうしても口部分が重たく、
札入れ部分がべろんと下がってしまうというのと、
バネの開閉が案外使いにくく、
かつ、金具の厚み分で財布を畳んだときにゴロつく
などなどの理由から、ボツになり、
現在の仕様になりました。
 
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ちょっとばかり、普段のお仕事風景等を
ご紹介してみましょう。

意外にもワタクシ、あまりデザイン画というのは描きません。
お洋服のデザインをしてた時はものすごく細かく、
コーディネート状態で、かつ仕様まで書込んでいたのですが、
雑貨のお仕事をするようになってからは、
デザインは全部頭の中にイメージがあって、
それをいきなり立体にて形にして行くという手法で行っております。

まずは、パターンを取り、
革を裁断して行きます。

_DSC2944.jpg









裁断し終わった革は、写真のように穴あけの作業をして行くのですが、
これは何かというと、手縫いで製作する場合の針穴を空けているのです。
革製品は布なんかと違い、いきなり針を通しても指に穴があくだけで全く通ってくれませんので、このように先に穴を空けておくのです。

_DSC2948.jpg









全てのパーツが裁断、穴あけ完了したところです。
これだけ見てもなんのこっちゃ。という感じ?


_DSC2954.jpg









本体と内袋の両方ともにポケットがついた状態です。
後はこれをひたすらちくちくと縫って行くのです(手縫いで)

縫いの作業は、2本の針を使って行います。
1本の糸の両端に針を通し、表・裏と繰り返し針を通して行きます。
写真は一番神経を使う行程で、
バッグの口部分、本体と内袋とを縫い合わせています。
革は厚いので、本体に対し内径を控えないと寸法が余って
沿わなくなってしまいますが、針穴の数は合わせないとこれまた合わない。
普通に針穴の数を合わせると内径は絶対同じになってしまうため、
針穴の間隔を角部分のみで微調整するという作業が出てきます。
この作業が意外に神経使うのですね。
革は一回間違ったらそこで終わりですから。

download.jpg










やり直しがきかない、一発勝負な手仕事。
そこがこの仕事の怖いところでもあり、魅力でもあります。

果たして、このバッグがどのように仕上がったのか
結果は次回以降に!!
 
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プロフィール
HN:
rei
HP:
性別:
女性
職業:
デザイナー
趣味:
デザイン、バイク、音楽、グラフィック
自己紹介:
レザークラフトがメインのデザイン工房
「DESIGN BUCKER」を主宰。
主に1点ものやオーダーデザイン等を手掛け、
世界に一つだけのレザー雑貨を世に送り出しています。

突発的にお洋服やステージ衣装のデザイン製作から、
帽子やアクセサリーを作る事も。
服飾全般の「なんでも屋さん」でもあります。
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